MacとWindowsについてあまり知られていない事

こんにちは。あみうはの『う』です。私ごとですが、先日、少し古いmacを購入しました。今回はそんなmacとWindowsについてあまり知られていない事を紹介します。

Macについてあまり知られていない事

macでは右クリックができない

そんなことはありません。macでも2または3ボタンマウスの右クリックに対応していますし、apple純正のマウスである、Magic Mouseも右クリックの判定機能が存在します。加えてiPhoneの操作のようなマルチタッチも利用できます。

デザイン関係の仕事ではmacよりwindowsの方が優れている

そんなことはありません。時々、『昔はデザイン関係ではmacの方が有利だったが、今はその逆である』と言うような発言を耳にすることがありますが、全くの勘違いです。WindowsよりOS Xの方が圧倒的に優れている点として挙げられる部分が、カラーマネジメントシステム(CMS)です。

詳細は割愛しますが、カラーマネジメントシステムは、カメラやスキャナなど、あらゆる入出力装置で入出力される色を変色されることなく変換してくれるもの。

Macは1993年から『ColorSync』と呼ばれるカラーマネジメントシステムを採用しています。これはわざわざユーティリティーソフトまで用意してくれていますが、一方Windowsは、2007年の『Windows Vista』から『Windows Color System(WCS)』と呼ばれる簡易的なカラーマネジメントシステムを搭載したものの、まだまだ仕事で使えるレベルではありません。

Macではwindowsのアプリが使えない

使えないわけではありません。MacにはOS Xがあらかじめ搭載されていますが、Macの中に複数のOSをインストールすることが可能です。1台のMacに、OS XだけでなくWindowsも搭載させ、再起動して切り替えることができるというものです。この機能は『Boot Camp』と呼ばれており、Appleが公式にサポートしている機能です。

その他にも『VMware』や『Parallels Desktop』などといった仮想デスクトップアプリを使えば、Windowsをウィンドウとして起動できます。『wine』を使用すれば、Windowsライセンスすら不要で、Windowsアプリを起動できます。対して、mac以外にmacosを入れることはできません。

windowsについてあまり知られていないこと

WindowsはMacより遅い

起動速度に限って述べるのであれば、それは間違いです。

『高速スタートアップ』と呼ばれるシステムが採用された『Windows 8』から、Windowsの起動速度は見違えるほど早くなりました。SSDを搭載したPCとMacの起動速度を比較すると、PCの方が早く起動します。

ただし、ストレージへの読み書き速度に関しては、Macに軍配が上がるかもしれません。

2013年以降に発売されたMacにはSSDが搭載されていますが、このSSDはPCIeと呼ばれる超高速通信可能な規格で、基板と接続されています。その結果、通常のSSDよりも4倍ほど高速に読み書きが可能となっています。

PCIeで接続されたSSDを搭載するPCもチラホラ見かけるようになりましたが、まだまだ主流とは言えません。2013年以降に発売されたほぼすべてのMacは、PCIe接続対応のSSDを搭載しています。

 Windowsはメモリを多く消費する

そんなことはありません。

むしろ、メモリ(RAM)をバカ食いするOSは、OS Xです。

OS Xのアプリは、もともと多くメモリを消費する設計になっていました。しかし『OS X 10.9 Mavericks』でリニューアルされたメモリ管理方法によって、“メモリの空き容量があれば、あるだけ確保する”という設計になりました。

今ではネットサーフィンを行うだけで、メモリ3GB以上消費するなんてことも…。

Macはウイルスに感染しない、Windowsは感染しやすい

WindowsもOS Xも、デジタルデータである以上、“コンピュータウイルスに絶対感染しない”なんてことはありません。OS Xも、コンピュータウイルスに感染します。

よく「Macはウイルスに感染しないから、セキュリティソフトは必要ない」と発言する人もいますが、これは間違いになるわけです。ウイルスに感染する可能性は十分あるため、セキュリティソフトは必要になります。

世界中でどれだけ使われているか(シェア率)によって、ウイルス感染率は変動します。とてもマイナーなOSならば、そんなマイナーなOSを攻撃するためのウイルスを開発しようと思わないでしょう。しかし、WindowsのようなメジャーなOSの場合、Windows向けウイルスを1つ作るだけで、世界中の人が感染する恐れのあるウイルスを作れるということになります。

WindowsはOS Xよりもシェア率が高く、それだけウイルスの標的にされやすいわけです。

しかし最近はMacユーザも増えてきており、OS X向けのウイルスも日々増えているわけですね。

いかがでしたでしょうか。これからもこんな感じで、PCについての記事を書いていくつもりなので、よろしくお願いします。それでは、今回はこの辺で!

記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

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